TP、雑誌の表紙と特集に
アメリカの音楽雑誌 American Songwriter のデジタル版(2022年1月-2月号)の表紙と特集に Tom Petty が登場。特集のタイトルは<WILDFLOWERS AND WONDER>、掲載されているのは 53-63ページ(写真3ページを含む)です。
記事は TP の曲作りについて、それを間近で見続けていた Benmont へのインタビューを随所に挟み込み、上手くまとめてある内容です。また、Ron Sexsmith、Jewel、The Lumineers の Wesley Schultz らが語る TP作品の魅力も掲載されています。デジタル版(ダウンロード形式はPDF)は同誌公式サイトで 5ドル99セントで購入可能です。入手は簡単なので興味ある方はどうぞ。なお、同誌の年間購読者には印刷版が送られたようですが、詳細は不明です。
[T] 2022-02-11
TP、ギブソン・フライングVの記事で取り上げられる
uDiscover サイトの<超個性的なギター「フライングV」の誕生秘話と惚れこんだミュージシャン達>という記事で Tom が取り上げられていて、1989年のQ誌へのインタビューが以下の通り引用されています。(記事は日本語でも読めます。)
ゲインズヴィルでキンクスがテレビに出ているのを見た時にデイヴ・デイヴィスが弾いているのを目にして以来、フライングVが最高だといつも思ってたよ。最高にクールじゃないかとね、最初に買ったのがあれだったわけさ。
[S] 2022-02-11
1980年の『破壊』広告
1980年2月29月号の Player 誌を入手する機会があり、何気なく読んでいたら『破壊』の広告と来日公演案内が目に止まりました。キャッチフレーズが素晴らしいです。「激しく金髪が揺れ、小柄なボディがしなやかに踊る…トム、おまえの Rock’n’Roll はサマになるぜ!」
せっかくですから、担当者の破壊的なパワーが伺える解説文も転載します。
ブロンドの髪をふり乱し、小柄ながら精かんそのものの五体をしなやかに踊らせ、独特のハスキー・ボイスをふりしぼって歌うトム。おまえのその姿は、殺しの美学を秘めて獲物に襲いかかるピューマのようだ。
都会のジャングルで身につけた、危険を察する醒めた鋭い感性と持って生まれた野生が溶け合った奇妙な魅力。冷たい炎が燃える眼光に時おり走るニヒルなムードもいい。そして、力感と哀感が交錯するボーカルはスリリングかつドラマチックだ。トム、いよいよおまえの時代だ!ピューマのようにロックン・ロール・フリークに襲いかかれ!
[S] 2022-02-11
ランキング記事 * 4題
1)American Songwriter 誌サイトが<Top 10 Tom Petty Songs>という、何のひねりもないランキングを公開しています。そして、”Breakdown” “The Waiting” “Here Comes My Girl” “Mary Jane’s Last Dance” “I Won’t Back Down” “Learning To Fly” “American Girl” “Into the Great Wide Open” “Free Fallin'” “Refugee”という、何もひねりもない選曲です。ランキング記事を取り上げる際に毎回書いている気がしますが、この記事におけるランキングの根拠は明記されていません。
2)The Ringer サイトに<60 Songs That Explain the ’90s>というシリーズが掲載され、”It’s Good To Be King”が選ばれました。なお、このサイトでは順位付けはなく、選ばれた60曲のアーティストにまつわる長文記事が各々のぺージで掲載されています。
3)uDiscover サイトに<Head Out On The Highway: The 25 Best Road Trip Songs(ハイウェイに向かおう:最高のドライブ・ソング25曲)>というランキングが掲載され、3位に”Runnin’ Down A Dream”が選ばれました。なお、2位は Bruce Springsteen “Born To Run”、堂々の1位は Steppenwolf “Born To Be Wild”でした。
4)UltimateGuitar.com に<6 Huge American Artists That Never Got Big Outside the US(アメリカ国外で一度もビッグにならかったアメリカ人超大物アーティスト)>という記事が掲載されました。なんと、それに Tom がランクインしています。そうでしたっけ??他の5アーティストは Bruce Springsteen & the E Steet Band、Willie Nelson、Johnny Cash、Pearl Jam、The Beach Boysで、例の如く、ランキングの根拠は一切記されていません。コメント欄には反論する読者たちが殺到し、非難轟々というか、罵詈雑言だらけとなっています。
[S] 2022-02-11