Jakob Dylan、TPとの関わりを語る
新作『Exit Wounds』を発表した The Wallflowers。中心人物の Jakob Dylan がインタビューに答え、Tom との長年の関わりについて語りました。(2つのインタビューを語り調に編集しています。)
(Tom とは)若いときからたくさん一緒にいたけど、最後の数年間は、より多くの時間を過ごすことができたんだ。僕の人生においてとても大きい存在で、でもそれは彼の人生最後の時期だった。(Tom の死後)大きな空虚感を感じた。僕が作曲を始めたときからそこにいて、いろんな形で、彼の音楽が僕の人生にいつもあったんだ。(Tom のことは)その時々で好きな人ではなくて、いつも好きだったんだ。彼のことを仲間と呼ぶのは畏れ多いけど、彼はいつも時間を割いてくれた。彼の死亡は誰にとってもショッキングだったけど、僕がいかに彼とつながっていたか、(亡くなるまで)気づいていなかったんだ。
Jakob Dylan felt Tom Petty’s ‘presence’ on Exit Wounds
彼にはおごりが全くなかった。残念なことに彼の世代の一部の人はクソ野郎だ。競争的で居心地が悪くて敵意があるんだ。でも Tom は違った。彼が意地悪だったことは一度もなかった。ステージに一緒に立たせてくれて、(映画)「Echo in the Canyon」ではインタビューさせてくれた。彼は純粋に、興奮して喜びながら、音楽を語っていたんだ。
Jakob Dylan felt Tom Petty’s ‘presence’ on Exit Wounds
音楽について、Tom は思春期のきらめきを決して失わなかった。彼は、業界の巨人としてではなく、音楽少年として僕に話してくれたんだ。ギターショップで閉店後2時間、ギターやアンプをいじりながら彼と話すのは楽しかった。
Q+A: Jakob Dylan on his latest album, Tom Petty and an ‘Echo in the Canyon’
Tom はいつもパフォーマンスを楽しんでいたんだ。彼が、形だけ(の演奏を)行うことは一度も見たことがないよ。一部の人はそうするけど、彼はそうしなかった。約8年前、TP&HB と一緒にツアーに出たときだ。Benmont Tench の(ソロパートの)ブギのとき、Tom はアンプにもたれかかって目を閉じ、音楽に合わせて頭を振っていた。Tomは、観客に対して曖昧になったり飽きさせたり迎合したりすることは一度もなかった。ステージ上では没頭していたんだ。今は Tom みたいな人はいないよ。
Q+A: Jakob Dylan on his latest album, Tom Petty and an ‘Echo in the Canyon’
[S] 2021-08-11
ドラマー Madden Klass、Steve からの影響を挙げる
Madden Klass というドラマーが<16 Best Female Drummers of Today>という特集で取り上げられていて、Steve Ferrone から影響を受けたと記されています。彼女はアメリカ東海岸を拠点にし、Space Junk is Forever という自身のユニットを率いるほか、Mike Doughty(元 Soul Coughing)のツアーでも起用されています。なおこの特集では、Shila E.や Cindy Blackman (Santana, Lenny Kravitz など)などの大御所に加えて、日本のジャズ界から川口千里が選ばれています。
[S] 2021-08-11
Molly Tuttle、”Stop Draggin’ My Heart Around”をカヴァー
シンガー・ソングライターでアコースティック・ギターとバンジョーの名手でもある Molly Tuttle が“Stop Draggin’ My Heart Around”のカヴァーを発表しました。5月に発売された3曲入りEP『…but i’d rather be with you, too』に収録されていて、シンガー・ソングライター Nathaniel Rateliff とのデュエットになっています。 bit.ly/37skP0o
[S] 2021-08-11