Mike Campbell 自伝発売
Mike の自伝「Heartbreaker: A Memoir」が3月18日に発売になりました。発売に合わせて3月19-21日はニューヨークとニュージャージー、4月6日はロサンゼルスの書店で(トークのみならず演奏付きの)プロモーションを行っています。集まったファンと記念撮影をしたりサインに応じたり、SNSを通じて楽しそうな様子も伝わっています。3月11日にはTV番組「Jimmy Kimmel Live」に出演し、ハウスバンドに加わって一緒に演奏していました。
そういった活動の甲斐もあって「Heartbreaker: A Memoir」は4月6日付の The New York Times Best Seller List (Hardcover Nonfiction) で8位になりました。おめでとう、Mike!
さて肝心の中身ですが、残念ながらまだ3分の1しか読めておらず、かつ100%理解できていないですが、それでも Mike から語られるストーリーにわくわくドキドキしています。これまではっきり分からなかったこと(例えば、Mike の幼少期の話やフロリダ大学に進学したいきさつなど)も出てきます。もう少しで TP&HB が結成されますので、引き続き楽しみに読み進めたいと思います。英文なので万人向けではないかもしれませんが、この本はお勧めです。
その Mike と The Dirty Knobs、今年の夏は Blackberry Smoke とのツアーが発表されています。7月末から8月中旬まで11公演、ナッシュビル、アトランタ、ピッツバーグを含む東部地区をまわるようです。
[M]2025-4-11
Benmont’s Activities *2題
1) 3月26日にニューヨークのカーネギー・ホールで開催された「People Have The Power: A Celebration of Patti Smith」に Benmont がハウスバンドの一員として出演しました。さすがに Patti Smith のトリビュートイベントだけあってハウスバンドのメンバーは豪華で、バンドリーダーは音楽監督とギターも担当した Tony Shanahan。もう1人のギターに Charlie Sexton、ベースは Flea(Red Hot Chili Peppers)、ドラムは Steve Jordan で、キーボードにBenmont と、バンドだけでも十分にお金が取れる顔ぶれです。
正式な映像は未公開、観客撮影のものが YouTube にいくつもアップされていますが、ステージ左奥で鍵盤に囲まれていた Benmont の姿をきちんと捉えているものは残念ながらありませんでした。Benmont が自身の Instagram に写真家 Lyn Goldsmith が撮影した当日の写真を投稿しています。
2) サブカルチャー系のポッドキャスト Talkhouse Podcast に Benmont が出演しました。Taylor Goldsmith(Dawes)とのトーク形式で1時間を超えるものです。
[T/S]2025-4-11
Steve’s Activities *2題
1) ニューヨークのライヴ・ハウス<The Bitter End>に Steve が出演しますが、なんと Petty People という TP&HB トリビュート・バンドでの登場です!出演は5月9日で2部構成(入替制)です。
2) Steve はそのままニューヨークに滞在し、5月11日には再び<The Bitter End>に出演します。盟友のキーボーディスト David Garfield の公開レコーディング・コンサートで、Randy Brecker(tp)、Lenny Castro(perc)、John Pena(b)などの大御所セッション・ミュージシャンたちと共演する予定です。
[S]2025-4-11
Stan’s Activities *3題
1) まさか「Stan’s Activities」というお題が立つ日が来るとは思っていませんでした。Stan の新バンド、The Speaker Wars が新しいプロモーション・ビデオを公開しました。“It Ain’t Easy”というミドル・テンポの曲で、デビュー・アルバムからの先行公開です。
2) The Speaker Wars の初ライヴ音源が公式 SNS で公開されましたが、「まさか」ポイントが5つもありました。
<1>ライヴが行われたのが昨年10月、ゲインズヴィルでの Tom Petty Weekend だったこと
<2>公開された曲が“Listen to Her Heart”だったこと
<3> Stanにヴォーカル・マイクが立てられていなかったが、彼が歌っていたこと
<4>コメント欄を見ると“Rockin’ Around (With You)”の動画もあったこと
<5> YouTubeで検索を進めるとこの日の映像で“Breakdown”と“Keeping Me Alive”まで見つかったこと
この調子でコンサート活動を是非とも本格化してほしいところです。
3) <The Scene with Doreen>というウェブ番組で Stan がインタビューを受けました。3月19日に行われたもので、The Speaker Wars の帽子をかぶった Stan の最新映像が楽しめます。ドラムを始めたエピソード、The Speaker Wars の結成などを語りました。一番気になる TP&HB 脱退についても激白していました。
「TP&HB のみんなは大好きだ。Tom には彼の音楽性があったけど、俺も曲を書き始めたからちょうど潮時だったんだ。(脱退して)俺に(次のキャリアの)時間をくれたことに感謝だし(メンバーとして)一緒にいなかったことにも感謝だ。あれ以上一緒にやってたら、お互い惨めになって俺は銃撃されたんじゃないかな!」当時の様子を Stan が語るのを見れるとは思ってもいませんでした。
[S]2025-4-11