ランキング *6題
1) サブカルチャー情報サイト Yardbarker が<25 essential songs for your Tom Petty playlist(あなたのTom Pettyプレイリストのための必須25曲)>という特集を組みました。大体が『Greatest Hits』と被っていて、意外性のない選曲でした。
2) American Songwriter 誌サイトでは<One Amazing Slow Song From Each of Tom Petty’s New Millennium Albums(Tom Pettyの2000年以降の各アルバムからのスローな凄い曲)>という記事が公開されました。スロー・テンポの曲が選ばれている、それ以上でもそれ以下でもない内容でした。
3) Rolling Stone サイト日本語版では<ローリングストーン誌が選ぶ、旅に出たくなる最高の50曲>という翻訳記事が日本語で公開され、”Runnin’ Down A Dream”が17位に選出されました。なお、1位から3位は The Modern Lovers “Roadrunner”、The Jimi Hendrix Experience “Crosstown Traffic”、Golden Earring “Radar Love”でしたが、1位の曲、私ははじめて知りました。
4) このコーナーにいつも話題を提供してくれる Ultimate Classic Rock サイト。<25 Songs That Almost Ruined Classic Albums(古典的なアルバムを台無しにしそうになった25曲)>という特集で『Full Moon Fever』から “Zombie Zoo”が選ばれました。Tom 自身があまり気に入っていないというコメントとともに紹介されましたが、「台無し」という程でもない気がします。
他には The Beatles 『Abbey Road』から”Maxwell’s Silver Hammer”、The Police『Synchronicity』から”Mother”が選ばれ、そういう意見があるのは個人的には理解できます。しかし、Bob Dylan『Blonde on Blonde』から”Rainy Day Women #12 & 35″、Fleetwood Mac『Rumours』から”Oh Daddy”まで入っていたのには首を傾げざるをえません。
5) 再び Ultimate Classic Rock ですが、<Top 30 Album-Closing Songs(アルバムの締めの曲トップ30)>というランキングが公開され、TP&HB は”American Girl”が26位でランクイン。ちなみに1位から3位は The Beatles “A Day in the Life”、Bruce Springsteen “Jungleland”、Led Zeppelin “When the Levee Breaks”でした。
6) Ultimate Classic Rock から対象を TP&HB に絞った<Tom Petty Album Opening Songs Ranked(Tom Petty のアルバムでのオープニング曲ランキング)>という記事も出ました。1位から3位は”Refugee”、”Free Fallin'”、”Learning to Fly”の順でした。
[S]2025-6-11
“Don’t Come Around Here No More”ドラム音の再現
“Don’t Come Around Here No More”は TP&HB には珍しくドラム・マシンが使われた曲(前半部)です。音楽機材を取り上げる YouTube サイト<Controlled Voltage Sound Labs>がそのドラム・マシンについて検証しました。
レコーディングで使われたのが Oberheim 社 DMX の後期モデルだと特定し、イントロのドラム音を再現する様子を解説しています。最後(動画5:02~)には、まさにあの音が!
[S]2025-6-11