May-2024(Related)

Webb Sisters の近況

TP&HB の2017年ツアーにコーラスとして参加した Webb Sisters、音楽ニュースで久しぶりにその名前が登場しました。David Gilmour の8年ぶりのツアーに彼女たちが参加することが明らかになりました。執筆時点では、10月にロンドンの Royal Albert Hall での6連続公演が発表されています。

The Wallflowers、TP&HBトリビュート

Jakob Dylan 率いる The Wallflowers が、『Bringing Down the Horse』と TP&HBの『Long After Dark』の全曲を演奏するコンサートを10月2日、ロサンゼルスの Palace Theatre で行うことを発表しました。念のためですが、前者は彼らの代表作とも言えるアルバムで、Mike が”6th Avenue Heartache”に参加したことでも知られています。

この企画に対する Jakob のコメントは次の通りです。「ロサンゼルスにとても久しぶりに戻ってくるので、ファンのために特別でユニークなことをしたいと思ったんだ。僕たちのファンが一番好きらしい The Wallflowers のアルバムと、僕たちのもっとも好きな TP&HB のレコードを、僕たちのために演奏したいんだ。」

バイデン大統領晩餐会で”I Won’t Back Down”が話題に

ホワイトハウスでは記者会主催の夕食会が毎年行われ、結構きつい政治的ジョークが飛び交うことで知られています。4月27日の夕食会ではコメディアン Colin Jost(TV番組「Saturday Night Live」キャスト)が司会を務めましたが、なんと”I Won’t Back Down”がネタになりました。とはいっても、Tom の本家バージョンではなく、Lara Trump(トランプ元大統領息子の妻)が発表したカヴァー版についてです。(この件については昨年10月に取り上げました。)

Colin のジョークは次の通りです。「Lara の歌を聴いて、Tom Petty はまた亡くなっちゃったよ。トランプ一家にこれを言うのは自分でも信じられないけど、彼らは政治に集中する方が良いかもしれないよ。」念のため、これは「トランプ一家が政治を出来ているとは思えないけど、歌はそんな政治よりひどい」という意味と思われます。聴衆の反応は…ボチボチでした。

Pearl Jam、最新ツアーで”I Won’t Back Down”

欧米ツアーを開始した Pearl Jam。初日 5月4日のバンクーバー公演では、アンコール・ナンバーとして“I Won’t Back Down”が披露されました。Eddie Vedder のソロ公演では頻繁に演奏されていたので、バンド編成ではどういうアレンジになるのかと思いきや、結局は Eddie のソロ演奏でした。
Eddie が弾いたギターは Tom からプレゼントされた赤いテレキャスターで、曲を始める前にそのエピソードを語っていました。(過去にも同様のエピソードがあり、やはり昨年10月号で取り上げていました。)セットリストのデータベース・サイト(Setlist.fm)によると、Pearl Jam のコンサートで同曲が演奏されるのは全1,090回の公演中21回目とのことです。