Nov-2023(Media)

ランキング系*8題

1)American Songwriter 誌サイトが<10 of the Best Tom Petty Lyrics(Tom Petty の歌詞ベスト10)>を公開しました。1位から3位は “Face in the Crowd”、”Time to Move On”、”Yer So Bad”のフレーズでした。他のランクイン曲も興味深いので、よろしければご覧ください。


2)同じく American Songwriter で公表されたのは<Don Henley’s Timeless Hits: 10 Songs that Define His Legacy(Don Henley 不朽のヒット曲:彼のレガシーを定義した10曲)>というランキング。7位に”The Boys of Summer”(Mike Campbell 作曲)が選ばれました。なお、1位から3位は “Desperado”、”Best of My Love”、”One of These Nights”でした。てっきりトップかと思った”Hotel California”は4位でした。もっとも、この類のランキングにおいて、順位にどれだけ意味があるのかは分かりません。


3)このメールマガジンではお馴染み、Ultimate Classic Rock(以下 UCR)のランキング。<36 Songs That Were Offered or Intended for Other Artists(他アーティスト向けに提供または制作された36曲)>では TP&HB 関連の作品が3曲ランクインしました。10位に Don Henley “The Boys of Summer” 、24位に”Don’t Do Me Like That”(当初 J. Geils Band に提供予定)、25位に”Don’t Come Around Here No More”(当初 Stevie Nicks に提供予定)です。


4)イギリスのサブカルチャーサイト Far Out が<Stevie Nicks picks her 10 favourite songs of all time(Stevie Nicks が大好きな10曲を選ぶ)>という記事を公開し、”Don’t Come Around Here No More”が含まれていました。この10曲は元々 2011年に放送されたBBCラジオの「Tracks Of My Years」という番組で Stevie が選んだもので、それを記事にしているようです。


5)再び UCR から。<The Stories Behind 10 Rare Songs by Stevie Nicks(Stevie Nicks のレアな10曲にまつわる物語)>という記事が公開され、”Free Fallin'”のカヴァーが取り上げられました。なお、このカヴァーはTVドラマ「Party of Five」のサウンドトラックとして1996年に発表されたものです。


6)Stevie ネタばかりで恐縮ですが、I Love Classic Rock サイトには<7 Of Stevie Nicks Iconic Collaborations(Stevie Nicks の象徴的な7つのコラボレーション)>という記事が掲載されました。もちろん、TP&HBとの “Stop Draggin’ My Heart Around”が含まれています。


7)来年のアメリカ大統領選に向けて共和党では元大統領以外の候補が横並びとなっています。そんな候補者7名にニュースメディア Politico が「大好きな曲のプレイリスト20曲」を尋ねたところ、2名が TP&HB ナンバーを挙げました。元ニュージャージー州知事 Chris Christie の”Runnin’ Down A Dream”、
元国連大使 Nikki Haley の”American Girl”でした。なお、有力候補の一人である Ron DeSantis(フロリダ州知事)、予備選から撤退した Mike Pence(元副大統領)の回答はありませんでした。


8)音楽情報サイト Rock Pasta では<Criminally Underrated Guitarists Who Deserve More Recognition(もっと認識されるべき、犯罪的に評価が低いギタリストたち)>という特集が組まれ、Mike が取り上げられました。他には Bob Weir (Grateful Dead~Dead & Company)、Brad Whitford (Aerosmith)など納得できる人選。と思いきや、Andy Summers(元 The Police)や Robert Fripp(King Crimson)のように十分に評価されているギタリストも含まれていて、ちょっと不思議なランキングでした。