Jun-2022 (Media)

映画「エコー・イン・ザ・キャニオン」公開

TPの生前最後の映像インタビューが見られる映画「エコー・イン・ザ・キャニオン」が5月27日(金)から東京などで公開になりました。公式サイトによると22都府県/28館で上映される予定です。 YouTube には配給元のアンプラグドがアップした字幕付きの予告編があります。

本国では2019年の5月に公開されましたが、日本では全く話題にならず、しかも昨年4月1日にWOWOWで放送されてしまったので劇場公開はされないものと諦めていました。今回、こうして映画館の大きなスクリーンで見ることができ、本当に嬉しいです。

TP は映画のオープニングに Jakob Dylan と登場します。撮影されたのはサンタモニカの楽器店<Truetone Music>。この映画の撮影のために営業を休んで協力したとのこと。TPと Jakob は飾られている楽器類を眺め、あれこれと話をしながら店内を進んでいきます。話題はギターの<Rickenbacker>の発音について、2人の相違に及びます… これ以上はネタバレになるので書くのを控えますが、全米公開時のトレイラーにそのシーンも含まれています。興味のある方は是非ご覧ください。

日本で公開されるということもあって、音楽雑誌(「ミュージックマガジン」6月号、「プレイヤー」4&6月号)、映画雑誌(「スクリーン」7月号、「キネマ旬報」6月下旬号)に取り上げられていますが、総じて好意的な評価を得ています。また英字新聞「The Japan Times Alpha」の5月27日号では話題の映画の台詞(英文)と日本語訳を解説するコーナー<Life&Culture>で同映画を取り上げていました。
この中には冒頭の TP と Jakob のやりとりも含まれています。同紙のサイトではバックナンバーの購入も可能なので、興味のある方はお読みください。聞き取りづらい TPの発音もわかりやすく読めるようになっています(笑)。

公開地域・劇場は限られていて、期間も長くはないようです。時間を作って早めに劇場へ出かけることをお勧めします。多くの方にスクリーン上の TPに「会って」もらいたいと願うばかりです。

[T]2022-06-11

雑誌・書籍関連 *2題

1)現在発売中のレコード・コレクターズ誌2022年6月号の巻頭特集は「70年代のロックアルバム200」。同誌の執筆者41名の投票で選ばれた”必聴”の200枚を紹介するというものですが、TP&HB の作品は残念ながら200枚には選ばれませんでした。

でも、特集後半にある<選者アンケート/私にとっての70年代ロック>コーナーで執筆者各人が1位から30位までのアルバムを発表している中で『Damn The Torpedoes』を宇田和弘氏が30位、萩原健太氏が22位に選んでくれていました。著名な音楽評論家2人が、70年代に発表された全アルバムの中からTP&HBの作品を選ぶとは想像していなかったので、嬉しい以上に驚きでした。ちなみに次号の巻頭企画は「80年代のロックアルバム200」。『Full Moon Fever』あたりがランクインしてくるのではと密かに期待しています。


2)5月9日に出版された「ウエスト・コースト・ロック読本」(発行 シンコーミュージック・エンタテイメント / 価格 3,000円+税)に TPのインタビュー記事が掲載されています。これは「ミュージック・ライフ(1978年4月号)」の再録で、おそらく日本の雑誌に初めて掲載された TPのインタビューです。
同書はシンコーミュージックが出版していた雑誌「ミュージックライフ」「JAM」などに掲載したウエストコースト系の記事やインタビューの再録を中心に当時の事情に詳しい天辰保文・吉成伸幸両氏の対談や関係者の証言などで構成されたものです。

インタビューはセカンドアルバム『You’re Gonna Get It!』のレコーディング時期に行われたもので、「もっと人気を獲得して、一日でも早く(日本に)行きたいな」と語っています。記事自体は短いものですが、日本初のインタビューは貴重ですし、巻頭には白黒ですが長谷部宏さんによる写真もあります。
また、巻末の<My Favorite West Coast Rock Album>では音楽評論家の五十嵐正氏が TPのアルバムを選んでいます。タイトル通りウエストコースト・ロックが好きな方は必読の書籍です。是非お読みください。

[T]2022-06-11

ランキング系*2題

1)エンターテイメント情報サイト Consequence で、<Five Great Music Documentaries You Should Watch Right Now(今すぐ観るべき偉大な音楽ドキュメンタリー5編)>という特集が掲載され、この中に「Somewhere You Feel Free: The Making of Wildflowers」が選出されています。他には、The Sparks「The Sparks Brothers」、The Bee Gees「How Can You Mend A Broken Heart」などが選ばれています。


2)アリゾナ州の新聞サイト The Arizona Republic に<Stevie Nicks’ 20 greatest songs of all time, ranked(Stevie Nicks 不朽の名曲20曲ランキング)>が掲載され、”Stop Draggin’ My Heart Around”が10位にランクインしました。なお、1位は”Landslide”、2位は”Dreams”、3位は”Edge of Seventeen”でした。ちなみに、Stevie はアリゾナ州出身・在住です。

[S]2022-06-11