Feb-2021(Solo)

Heartbreakers’ Activities * 5題

1)Ryan Adams の新作『Wednesdays』(2020年12月11日発売)に Benmont Tench が参加しています。同作は Don Was らによるプロデュースのもとだいぶ前に完成していましたが、昨年、女性関係の不祥事が表面化し活動休止したため発売が延び延びとなっていました。ようやく日の目を見ることになりました。


2)テネシー州出身のカントリー・シンガーソングライター Margo Price の新作『That’s How Rumors Get Started』(2020年7月10日発売)に Benmont が参加していました。シンガーソングライター Sturgill Simpson によるプロデュースで、ベーシストの Pino Palladino (The Who、John Mayer など)も参加しています。


3)ロサンゼルス出身のインディー・バンド Tashaki Miyaki の2作目『Castaway』(4月23日発売予定)にも Benmont が参加。Benmont とも交流の深い Jon Brionも前作に続き参加しています。なお、バンド名は映画監督 三池崇史氏にちなんでいますが、メンバーたちはカリフォルニア出身です。


4)L.A. Edwards の新作『Blessings From Home Volume 1』(2020年12月4日発売)には Steve Ferrone と Ron Blair が揃って参加しています。L.A. Edwards はカリフォルニア出身のシンガーソングライター Luke Andrew Edwards を中心としたユニットで、これまで2枚のアルバムをリリースしています。実は2作目『True Blue』(1997年発売)は Ronの自宅でレコーディングされ、プロデュースも努めていました。次作『Blessings From Home Volume 2』は今春の発売が予定されています。


5)Steve Lukather(TOTO)の新作『I Found the Sun Again』(2月26日発売予定)に、Stan Lynch が2曲で歌詞を提供しています。Stan は1995年のTOTO『Tambu』の制作にも関わりましたが、Ultimate Classic Rock サイトのインタビューで、Lukather について次のように語りました。
「Heartbreakers での椅子がなくなったとき、Luke(=Lukather)が電話してくれて、俺の自責感をすぐゴミ箱に捨ててくれたんだ。『Tambu』で働くよう、彼が尻を叩いてくれた。手を貸してくれて、試してくれたんだ。(TP&HB脱退後の)第二幕を導いてくれた。」

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