重低音の”Runnin’ Down A Dream” カヴァー
アメリカのオルタナ~メタル・バンド Coheed and Cambria、Piebald、Cave-In のメンバーが Two Minutes to Late Night 名義で“Runnin’ Down A Dream”をカヴァーしました。ヴォーカルは原曲にかなり忠実ですが、バンド演奏は原曲よりもヘヴィーなアレンジとなっていて、そのギャップがなかなか面白いです。
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トランプにノーをつきつけた TPの家族
トランプ米大統領が6月20日にオクラホマ州タルサで開いた支持者集会の中で TPの”I Won’t Back Down”を流しました。これに対して TP の家族が猛反発し、選挙キャンペーンチームに4人(娘の Adria と Kim、夫人の Dana と前夫人の Jane)の連名で使用停止を申し入れ、「Tom Petty とその家族はどのような形の差別に対しても反対している。彼はヘイトキャンペーンで自分の曲が使われることを絶対に望んでいないはずだ」との声明を発表しました。
さらに「トランプは私たちが信じているアメリカという国、そして民主主義の理想を決して代弁してはいない」と強く非難し、曲の使用を絶対に認めることはないと述べています。また、ファンに向けて「曲が流れたことでトランプ政権に加担していると絶対に誤解して欲しくない」とも語っています。
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アメリカ独立記念日の関連記事 * 3題
1)アメリカの独立記念日である7月4日は、多くのアメリカ人が大切にする祝日です。Youtube では愛国心を感じる曲へのアクセス増加度(2019年7月4日のアクセス状況を他の日と比較したもの)を発表しました。それによると、TP&HBの”American Girl”のアクセスは235%だったとのことです。ちなみに、トップは Ray Charles の”America The Beautiful”(6,000%)、次点は Bruce Springsteen “Born in the USA”(2,400%)でした。
2)Ultimate Classic Rock サイトの<In Search of America: 50 Very Diverse Rock Songs About the U.S.>特集で”American Girl”が取り上げられています。その他には”Surfin’ U.S.A.” (The Beach Boys)、”R.O.C.K. in the U.S.A.” (John Mellencamp) などの分かりやすいものから、”Rockin’ in the Free World” (Neil Young)、”Born in the USA” (Bruce Springsteen)、”Fortunate Son” (Creedence Clearwater Revival) などのメッセージが込められたもの、”Breakfast in America” (Supertramp)、”Young Americans” (David Bowie) など外国人から見たアメリカの曲など、バラエティに富んだコレクションとなっています。
3)JamBase サイトで<4th Of July Playlist: American Cities & States>というプレイリストが公開され、TP&HBの楽曲が含まれていました。「どうせまた”American Girl”だろう」と思われたかもしれませんが(私もそうでした)、なんと”Gainesville”というマニアックな選曲でした。どうやら曲の名前に州あるいは市の名前が含まれるのが選考基準のようです。
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