Universal Music Group への訴えが却下

2020年4月11日    投稿者:

昨年7月号のメールマガジンでお伝えしましたが、2008年に発生した火災によってマスターテープが焼失した事件で、TPの前夫人 Jane Benyo が代表を務める遺産管理団体が、他のミュージシャンや故人の遺産管理団体と共にユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)に対してロサンゼルスの連邦地方裁判所に集団訴訟を申し立てをしていましたが、4月6日に「訴えを却下する」という判決が下されました。

この裁判は原告の1人の Holeが昨年8月に「UMGが提出した<火事によるマスターテープの損失は無かったという誓約書>を信じる」として早々に降り、Soundgarden、Steve Earle、Tupac Shakur と Tom Petty の遺産管理団体の4者が UMGと争い続けていました。

今年3月中旬に Soundgarden と Tupac Shakur の遺産管理団体が理由も明かさずに原告から降り、下旬には Steve Earle も裁判から撤退、最後に Jane だけが残る形となりました。Tom Petty 側から十分な証拠が提出されなかった、レーベルとミュージシャンとの間の契約でマスターテープの物理的な所有者はレーベル側にあると規定されているなどの理由で訴えが却下されたとのこと。

これで、半年以上に亘った裁判は被害者であるミュージシャン側の全面敗訴という形で終了しました。

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