Dec-2016
The Shelters が使う TP の Rickenbacker
TP がデビュー作をプロデュースした The Shelters のギタリスト Josh Jove が TP に譲ってもらった Rickenbacker 360-12 の写真をエピソードと共に公開しました。彼らのアルバムでも多用しているとのこと。写真で見る限りですが、 かなり良い状態のようです。買ったら高そう!
TOSHI
Nov-2016
Phil Seymour 未発表音源集にカヴァー
10月28日に発売の Phil Seymourの未発表音源集『The London And Los Angeles Unreleased Sessions』に TP&HBの”Baby’s A Rock’n’ Roller” “Surrender”とTPの未発表曲”Save Me”のカヴァーが収録されています。
Phil と TP&HBは同じ Shelter Recordsから同時期にデビューした盟友で、彼はTP&HB の1stアルバムにコーラスで参加しています。1993年に41歳という若さで亡くなった、あまりに も過小評価な Phil の音源がリリースされるのは、どんな形にせよ嬉しい限りです。この機会に多くの方に聞いて欲しいと願うばかりです。TOSHI
Samantha Fish、TP&Mikeからの影響を語る
ミズーリ州出身のブルースギタリスト兼ヴォーカリスト Samantha Fish。Luther Dickinson (The North Mississippi Allstars、The Black Crowes)のプロデュースのもと3作目『Wild Heart』(2015年)が発売されましたが、最近のインタビューでTP および Mikeからの影響を語っていました。
過去にさかのぼってみると、2013年には Devon Allman (Gregg Allmanの息子)の『Turquoise』で “Stop Draggin’ My Heart Around”を一緒にカヴァーしたり、 “American Girl”や”Louisiana Rain”のカヴァー演奏も披露しており、相当なファンぶりが伺えます。Shigeyan
“Don’t Come Around Here No More”(ギターでシタール?)
ハリウッドにあるバー Lucky Strike Liveでの無名ミュージシャン(失礼)による“Don’t Come Around Here No More”のカヴァー。 特筆すべきなのは、ギタリスト(Steve Fekete)が、Line6 JTV69 というギターを使って、原曲のシタール音を見事に再現していることです。実はこのギター、内部に音声変換機能を備えていて シタールのほか、アコースティック・ギター、バンジョーなどまで再現することが出来るのです。興味のある方はご覧ください。Shigeyan
音楽療法としてのTP
アメリカの認知症高齢者施設で音楽療法が導入され、レパートリーとしてTom Petty、Stevie Wonder、Fleetwood Mac、The Beatles、Garth Brooks などが使われているそうです。 認知症で生じる行動を抑えるための向精神薬の使用を減らして生活の質を向上させるプログラムの一部として音楽が用いられます。 内容は患者によって合わせ、Led Zeppelin、AC/DC、Jimi Hendrix を使うケースもあるとのことです。
Shigeyan
Oct-2016
Wilburys アルバム再発
Traveling Wilburys のスタジオアルバム『Vol.1』『Vol.3』のCDとアナログ盤が10月14日に再発されます。彼らは今年6月に、今回発売予定の2作とボーナス・トラックを収録した盤の計3枚組(CD/アナログ共に)のボックス『The Traveling Wilburys Collection』を発売したばかりです。TOSHI
Roy Orbison ベスト盤&伝記映画
米Sony Musicが11月4日に Roy Orbison のキャリア全般を網羅したベスト盤『The Ultimate Collection』をリリースすると発表しました。これまでのベスト盤やアンソロジーとは違い、今作には Traveling Wilburys の曲も収録されています。
また、9月末に彼の公式伝記映画<The Big O: Roy Orbison>の製作が決まったというニュースが一斉に報じられました。Rolling Stoneサイトによれば Royの著作権等を管理している遺族が運営する Roy’s Boys LLC が全面的に協力し、彼の息子たちがプロデューサーとして参加するようです。
他のサイトでは脚本担当の Ray Gideonと Bruce Evansの2人が「既に執筆の準備は整っている」と答えています。波乱に富んだ Roy の人生。配役さえ失敗しなければ、面白い作品が必ずできあがるはず。今から公開が待ち遠しいです。
TOSHI
Roger McGuinn インタビューで Mudcrutch に言及
音楽サイト Rockcellar Magazine に<A Byrd’s Eye View: Roger McGuinn (The Interview)>という Roger McGuinn へのインタビュー記事が掲載されました。その冒頭で Mudcrutch について少しだけ語っている部分があります。
曰く「They’re more like Rolling Stones than Beatles. It’s a powerful, punchy band.」と。記事は Roger の音楽歴を追いかけ、The Byrds のメンバーの思い出、ソングライティングについて、そして最近の活動まで幅広く取り上げた内容になっています。
TOSHI
Petty Fest 2016
9月13&14日にロサンゼルスのThe Fonda Theatreで開催された<Petty Fest>。今回はTP&HBデビュー40周年を記念しての開催ということで、Jakob Dylan、Dhani Harrison、Norah Jones、The SheltersとTP&HBと直接関係があったり、名前の知られたミュージシャンが多数参加しました。今回のフェスはメディアにも好評だったようで、Rolling Stoneサイトには<Petty Fest 2016: 10 BestThings We Saw>という記事も掲載されました。
YouTube にアップされた当日の映像からいくつかご紹介します。
◇ Jakob Dylanの“The Waiting~Rebels”
◇ Dhani Harrisonの“Don’t Come Around Here No More”
◇ The Sheltersの“Listen To Her Heart”
◇ Dhani Harrison他の“End of The Line”TOSHI
カヴァー曲 * 2題
1) モダン・カントリー界の大御所 George Strait。60歳になった 2012年に自身にとって60曲目のシングル第1位を獲得するという偉業を達成しています。彼は 2014年のツアーで”You Wreck Me”をカヴァーしていました。原曲と比べてキーが1音半下げられ、やや控えめの曲調となっています。デンバー公演とナッシュヴィル公演の映像です。
2) メタルバンド Slipknot の中心人物で、別プロジェクト Stone Sour でも活躍するヴォーカリスト Corey Taylor。メタルバンド出身とはいえ、デスヴォイスからバラードまで抜群の歌唱力を持ち、ライヴでは U2 から Prince まで様々なアーティストのカヴァーを披露します。
2011年のアコースティックライヴでは「もっとも好きな Tom Petty の曲」と前置きして “You Got Lucky”を演奏していました。面白いのは前置きの直後、客席から「Free Fallin?」と声が上がったため、一瞬だけ(TPの歌い方をまねて)同曲を演奏し、フロアが大合唱になりました。
2011年8月のラスベガスでのライヴでは、メタルバンド Halestormの女性ヴォーカリスト Lzzy Hale とともに、やたらとテンションの高い “Stop Draggin’ My Heart Around”を披露しています。
Shigeyan
Sep-2016
“Free Fallin'”ならぬ”Free Horses”に爆笑
8月29日(月)に放送された<The Tonight Show Starring Jimmy Fallon>で俳優の Kevin Baconが TPに扮し、”Free Fallin'”の歌詞を変えた“Free Horses”という曲を歌うパロディを演じました。その時の映像が番組の YouTube 公式チャンネルに歌詞付きでアップされています。Baconの隣で番組ホストの Fallonも長髪アフロのカツラに Gibson のダブルネックを抱えて熱演。「誰なんだ?」という声もありますが、「Take The Highway」のTP&HBを再現していますので、間違いなく Mike のつもりでしょう…全く似てませんが。とにかく笑えます。必見です。TOSHI
Petty Fest に Jakob Dylan らが出演
TP&HBのトリビュート・イベント<Petty Fest>が9月13-14日にロサンゼルスのThe Fonda Theatreで開催されます。 全米各地で年に数回開催されているこのイベントですが、今回はTP&HBデビュー40周年を記念した内容になるとのこと。 出演者の中に Jakob Dylan、Dhani Harrison、The Sheltersらの名前がありました。彼らはどの曲を演奏するのでしょうか。TOSHI
TP&HBトリビュート・バンド情報
今月お届けするのは Petty or Not という、まるで悪ふざけのような名前のトリビュート・バンドです。 活動しているのはロサンゼルス近郊で、”Free Fallin'”の歌詞に登場する街 Reseda のライヴハウス Paladino’s やVentura Blvd.沿いの Maui Sugar Mill によく出演しています。本人たちとの遭遇もそのうちあるのではと勝手な憶測を巡らせてしまいます。ライヴは週末を中心に行われており、 本業のかたわらのバンド活動のようです。ルックスの中途半端さ加減が、これまた微妙な雰囲気を醸し出しています。Shigeyan
影響を語るミュージシャン
Steve Lukatherの息子でギタリストとしだけでなくシンガー、ソングライター としても注目されている Trev Lukather がインタビューの中で TPからの影響を語っていました。 「(音楽に興味を持ち始めた)当時はどのような音楽、アーティストに影響を受けていましたか? 彼等に惹かれた理由もお聞かせください」との問いに 「トム・ペティとかヴァン・ヘイレン、ジャーニーなんかにハマっていった。理由は分かるよね。(中略)トム・ペティのシンプルだけど一流の作曲能力 (に影響を受けた)」と答えています。Shigeyan
Aug-2016
Roger McGuinn ブログに Richard Fernandez
Roger McGuinnのブログが今年初めて更新されました。このブログ、実は Roger本人が書くことは少なく、 主に Camilla 夫人が投稿しています。今回更新された記事の中に昨年8月にライヴでハワイを訪れた際に TP&HB のツアーマネージャー Richard Fernandezと食事をした話題があり、そこに書かれていた情報に驚かされました。それは Richard が Paul Simon、Bob Dylan、そして TP&HB のプロ ダクション・マネージャーを務めたこともある Al Santos と結婚していたこと。これは一種の職場結婚とも言うのか。ここ数年、彼は何度もハワイを訪れていた のですが、彼女の家(別荘?)があったからなのですね。
なお、Richard は音楽業界への長年の功労を称えられ、<Parnelli Lifetime Achievement Award>を受賞することが決まっています。 授賞式は10月22日にラスベガスで行われます。おめでとうございます!TOSHI
The Shelters、TP を語る
6月号でお伝えしたとおり、TP はロサンゼルスを拠点とする4人組 The Shelters のデビュー作を共同プロデュース、Mudcrutchの最新ツアーにもオープニングアクトとして起用しています。メンバー Chase Simpson (vo, g)、Josh Jove (g)、Sebastian Harris (dr)、Jacob Pilot (b) のうち、ChaseとJosh はTP&HBの『Hypnotic Eye』にもクレジットされています。彼らの最新インタビューからはTPとの深い関わりが伝わってきます。
- Tom Pettyとの関係はどうやってできたのですか。
CS: 僕が育ってきた環境から彼のことは前から知っていたんだ。それで、このバンドで演奏し始めたときに彼にデモを聴かせたのさ。そうしたら「僕のスタジオに録音しに来たら」ということになり、そこから話が進んだんだ。
SH: その曲が”Rebel Heart”だよ。僕たちも、彼もみんな興奮していた。そこからさらに進んでいったのさ。
CS: まるで噴火が起きたかのようで、そこからみんな活気づいたんだ。
SH: (共作は)とても気軽に始まった。改まってアルバムをプロデュースしたいと言われた訳では全くなかった。「遊びに来て、何ができるかやってみよう」という感じで。それが、徐々に現在の形になったんだ。
- Tom Pettyと共作して、もっとも大きな達成品、または成果は何ですか。
JP: 正直なところ、曲全般についてだね。
JJ: 僕たちはサウンドやリフや、いかれたギターのハーモニーに時間をかけていたんだ。でも彼が入って来ると、まるで僕らに平手打ちを食らわせるように「曲はどこだい?」って言うのさ。サウンドじゃないんだ。僕自身が好きなバンドも含めて、最近のバンドは曲よりもサウンドに力を入れているよね。それで、コンサートへ行くと「すごい体験だった」って思いながらも、帰りにその曲をハミングすることは決してなかったね。でも、Tomは曲に関する巨匠だから曲を推したんだ。(サウンドへの)実験的要素は保ちながらも、曲は忘れちゃいけないと言ってた。結局は曲が一番大切なことなんだよね。
CS: 曲を書くことはずっと好きだったけど、Tommy (原文ママ)が関わって、素晴らしい曲がいかに偉大かをはじめて理解したんだ。
JP: 二つ目に重要なことは、彼が駆け出しの頃、演奏していたときの話だよ。「観客は乗ってこないかもしれないけど、演奏するのは自分たちだから、それに最善を尽くすべき」という話だ。
JJ: そうだね、(どんな状況でも)いつも巨大なショウだと思って演奏する、というのは僕たちの役に立ったよ。小さなショウで演奏して、客の入りが悪いときもあるけど、それも楽しいよ。そのステージに立っているときに自分たちが間抜けに思えることもあるけど、後になって「とても楽しんだ」とみんなに言われるんだ。それが一番大切なことだよね。
CS: 彼が僕たちに与えてくれた知恵はたくさんあって、(音楽だけでなく)人生にも関わることなんだ。彼は、人生の格言に関して王様のような人だ。彼の言葉は作曲に関することだけど、言うことすべてが、人生をどう生きるかに関わってくることなんだ。キリがないよ。
AOL.com (2016年7月13日更新分)(抜粋)Shigeyan
非正規盤情報
『This Land Is Your Land』なるCD2枚組が8月5日に発売との情報がありました。 日本の販売サイトにトラックリストが掲載されていなかったので調べたところ、Bob Dylan with TP&HB の1986年7月4日のニューヨークの Rich Stadium公演の ラジオ音源がソースのものでした。この日の公演は今までにも海賊盤で多数出回っています。TP&HBが当日演奏した8曲中7曲が収録されているようです。TOSHI
Jul-2016
TP も愛用したギターの制作者 亡くなる
Keith Richards が使ったことで有名なギターの制作者 Ted Newman-Jones が7月1日に67歳で亡くなりました。Ted とkeithが出会ったのは1971年。その頃 Rolling Stonesは『Exile on Main Street』を録音中でしたが、Kiethは滞在先のマンションから大量のギターを盗まれるという悲劇に見舞われました。途方に暮れた彼を助け、残ったギターのメンテナンスをしてレコーディングを続けられるようにしたのが Ted です。それ以来、彼は keithと行動を共にすることになり、72年からはツアーのギターテク、さらにオリジナルギターの制作で Keithを助けていくことになります。80年代に入るとツアーから離れ、自分の店でオリジナル・ギターの制作に専念します。
TPが”Stop Draggin’ My Heart Around”のミュージック・ビデオで抱えていたギターは Ted が制作したものです。まだまだこれからという年齢で亡くなってしまいました。心からご冥福をお祈り致します。TOSHI
TP&HBトリビュート・バンド情報
今月は2つ紹介します。まずは The Refugees。2007年からサンフランシスコ周辺で活動を開始し、年間10~20本のライヴをこなしています。純粋に音だけ で勝負しているバンドの模様で、ルックスはTP&HBをまったく意識していません… というか、もう少し考えてほしいものです。”American Girl”の演奏はこちらで。
もう1つは Teddy Petty and the Refugees。ミシガン州を中心に活動しています。こちらはTeddy Pettyが黒帽子、サングラスにリッケンバッカー・ギターという、トリビュート・バンドとして真っ当な(?)衣装を身にまとっています。彼らのサイトの音源を聴く限り、再現度はそれなりに高いですが、ギターの音にもう一工夫があれば、より極まるようにも思います。Shigeyan
Jun-2016
The Shelters デビュー作が発売
以前からお伝えしてきた TPがプロデュースしている The Shelters のデビューアルバムが6月10日に発売されました。
彼らの YouTube公式チャンネルでは”Rebel Heart”のプロモーションビデオが公開され、次いで The Kinksが65年に発表したセカンド『Kinda Kinks』収録の“Nothing in This World Can Stop Me Worryin’ ‘Bout That Girl”のカヴァー音源がアップされました。この曲はデビュー作にも収録されるとのこと。
当初はデジタルダウンロードの予約のみでしたが、6月に入り日本でもCD、アナログの予約受け付けが始まりました。彼らは現在、Mudcrutchのフロントアクトとして5月から始まったツアーに同行しています。TOSHI
朝日新聞デジタルの連載に掲載
朝日新聞出版のニュース・情報サイト dot.(ドット)掲載の連載コラム<大友博[ロサンゼルスから届けられた名盤、名曲たち]>の20回目で TP&HBが取り上げられました。特筆する内容はありませんが、短い文章なのにタイプミスが4つもありました。中身が無い分、せめて文字の校正くらいはきちんとして欲しいものです。
TOSHI
ミュージック・マガジン誌に Benmontの名前
ミュージック・マガジン誌最新号(6月号、表紙はPrince)に「アメリカーナの現在」という特集が組まれ、その中に Benmontの名前が登場。 「アメリカーナの成り立ちと重要アーティスト」および「アメリカーナを知るアルバム・ガイド」で、Watkins Family Hour 絡みで記されています。
Shigeyan
非正規盤情報
『The Record Plant ’77』というタイトルのCDが6月24日に発売との情報がありました。 これは70年代から様々なタイトルの海賊盤として発表されてきたFM音源を元に作られたものだと思われます。
TOSHI
May-2016
『Traveling Wilburys Collection』
6月3日に『Traveling Wilburys Collection』が発売されるという情報が発表になっ ています。
発売元は<Concord Records>。往年の名レーベルである Stax、Rounder、Vanguardなどを所有する<Concord Music Group>に所属していて、一般にはあまり有名ではありませんが、Paul Simon新作『Stranger to Stranger』、Peter Wolf『A Cure for Loneliness』、Ben Harper & The Innocent Criminals『Call It What Is』などを手掛けているアメリカでは有名なレーベルです。
今回発売になるのは<2CD+DVD>の通常盤 、<2CD+DVD> のデラックス盤 、そして<アナログ3枚組(180g重量盤/ハイレゾダウンロードコード付)> の3種類。2007年に同じタイトルで発売されたものと、恐らく違いはないと思いますが、今回はストリーミング・サービスへの音源提供が世界で初めて開始されます。TOSHI
非正規盤情報
『Leather And Lace:Radio Broadcast 1983』というタイトルのCDが5月20日に発売されるという情報がありました。 調べたところ、TPが2曲(”I Will Run To You” “Stop Draggin’ My Heart Around”)に参加した Stevie Nicksのライヴを収録した海賊盤でした。 過去に発売された物と同一の音源を使用しいるものだと思われます。TOSHI
Kimberly Stewart、TP&HB Tシャツを着て外出
アメリカ人女優 Kimberly Stewart …と言ってもピンとこない方も多いかもしれませんが、あの Rod Stewart の娘さんです。 先日、ロサンゼルスで TP&HBのTシャツを着て外出する姿を撮影されました。着ていたのは2014年ツアーのもので公式サイトでも購入できます。Shigeyan
Ronnie James Dio @Sound City Studios
Player誌の最新号(2016年6月号、表紙は9mm Parabellum Bullet)にTPの名前が一瞬だけ登場しました(P.53)。
「インタビューの舞台裏 Great Adventures in Rock’n’ Roll」という、音楽ライター Steven Rosen氏による連載コラムで、その名の通りインタビュー裏話をウィット たっぷりに記した回想録です。ヴォーカリスト故 Ronnie James Dio を取り上げていますが、1983年アルバムに『Holy Diver』(Dio名義、邦題『情熱の炎~ ホーリィ・ダイヴァー』)のレコーディングが行われた Sound City Studiosでの様子が次のように書かれています。
「サウンド・シティで出会った彼は(中略) 幸せそうだった。フリートウッド・マックやトム・ペティ、REOスピードワゴン、バット・ベネターなどの名盤を生んだニーヴの卓の前で本当に嬉しそうだった。」 スタジオ内での写真も載っています。
なお、このスタジオと TP&HBとの関わりはこちらをご覧ください。Shigeyan
Apr-2016
TP プロデュースの新人バンド
TPが共同プロデュースした The Shelters のデビューアルバム『The Shelters』が 6月10日に発売されることが決定しました。昨年発売した4曲入りデビュー作『EP』ではメンバーの Chase SimpsonとJosh Jove、さらに Ryan Ulyate、TPがプロデュースを担当していましたが、今作は TPとChase、Joshの3人で行っているようです。 収録曲“Rebel Heart”が YouTubeチャンネルにアップされています。
また、彼らのInstagramに掲載された写真によると、”Rebel Heart”のビデオをTPの長女で映像作家の Adria Pettyが監督しているようです。5月から行われる Mudcrutchのフロントアクトとして一緒に全米を回ることも決まっていますので、メディアに取り上げられる機会も増えて、TPが何か語ることがあるかもしれません。TOSHI
ユニバーサル<1000タイトル突破記念キャンペーン>
ユニバーサルミュージック・ジャパンが<当たりが出たらもう1枚! ハズレも5枚でもう1枚!>というキャンペーンを行います。 この対象商品の中に TPの『Full Moon Fever』が含まれています。発売は6月22日。価格は税込1,851円。詳しい内容はリンク先へどうぞ。TOSHI
非正規盤情報 * 3題
1) 先月お伝えした1986年のシドニー公演を収めたと言われている『Across the Borderline』ですが、日本のAmazon、HMV にも情報が掲載されました。 ジャケットが良い感じです。
2) アナログ2枚組の『Facing The Crowd』のジャケットが公開になりました。 1979年の11月に彼らが初めて<Saturday Night Live>に出演した時の写真が使われているようです。日本のAmazonやHMVのサイトでは、ジャケット画像はまだ掲載されていません。
3) 『Rock & Roll Hall of Fame Vol.1』というアナログ盤の発売情報がタワーレコードのオンラインショップのサイトに 掲載されました。4月29日発売予定。素性がまったくわからないので、現段階では 正規なのか非正規なのか言えない状況ではあります。 このアルバムには TP&HBではなく TPが参加した2004年のGeorge Harrisonトリビュートでの”While My Guitar Gently Weeps”が収録されています。 タイトルに<Vol.1>とあるということは続編も発売されるということなのでしょうか?TOSHI
トリビュート・バンド
東海岸を拠点に活動しているTP&HBトリビュート・バンド Damn the Torpedoesを紹介します。 率直なところルックス・演奏ともに微妙で、ギタリストは Mike というより Warren Haynes(Gov’t Mule)、キーボーディストは Benmontというより Ringo Starr…。 でも活動は精力的で、月2~4回のコンサートをこなし、ウェブサイトでは、なんとオリジナルTシャツ(しかも4種類!)も購入できます。Shigeyan
Mar-2016
非正規盤情報 * 2題
1)昨年末に発売された『Live on the Radio ’86』のアナログ盤が発売されました。 先に発売されたCDは13曲でしたが、こちらは”Knockin’ On Heaven’s Door”を最後に入れた14曲。Bob DylanとのライヴのFM音源がソースですが、1公演のものではなく複数の公演をまとめたものです。
2)『Across The Borderline』というCD2枚組が4月1日に発売されるとの情報がイギリスのAmazonに掲載されました。 説明を読むと、1986年のシドニー公演がソースのようです。全31曲収録。同じ音源から作られたと思われるアルバム『The Complete Show, Sidney, Australia, February 24th, 1986』がイタリアのアマゾンで既に発売されていましたが、 こちらはダンロードのみの販売のようです。TOSHI
ローディーへの讃歌がドラマのCMに
アメリカの有料チャンネル「SHOWTIME」で今年の6月から放送予定の新ドラマシリーズ「Roadies」のトレイラーが公開されました。 この映像の冒頭部分でローディー達に対する TPの賛辞が引用されています。このシリーズのエグゼクティヴ・プロデューサーは映画「Star Trek」シリーズや、「Star Wars」の最新作の監督として有名な J.J. Abramsと Cameron Croweの2人。 Croweは監督も務めます。ローディーは音楽業界では欠かすことのできないスタッフで過去何度か歌のテーマには取り上げられましたが、ドラマの主人公になるのは初めてではないでしょうか。トレイラーを見た限りでは、かなり面白そうな内容のようです。TOSHI
Marc Ford、The Dirty Knobsと共演
The Black Crowes、Ben Harper & the Criminals等で知られるギタリストMarc Ford。昨年11月、カリフォルニア州ロサンゼルス周辺で行われた The Dirty Knobs のライヴに3回共演しました。雑誌「Guitar World」のインタビューで当時の様子を次のように語っています。「3回のショウを一緒にやって楽しかったよ。 良い時を過ごせたんだ、ギターおたく祭りって感じでね(笑)。(中略)Mikeはとてもいい奴で大好きなんだ。今いるギタリストで最高級の人だね。他のプレイヤーを邪魔しないで支えて決して語りすぎない… それは完璧なことなんだ。」Shigeyan
Feb-2016
Dave Stewart 赤裸々に語る
2月9日に発売された Dave Stewartの自伝「Sweet Dreams Are Made of This」の抜粋記事が Billboard Magazineのサイトに掲載され、 その中で Stevie Nicksとの出会い、共に過ごした一夜の思い出、Stevieの元恋人でもあったプロデューサー Jimmy Iovineとの微妙な関係などを取り上げています。 驚いたのは Stevieのソロアルバム制作のために Iovine がDaveを呼んだのですが、それ以前に2人は既に関係を持っていたそうです。また、歌詞の面で難渋して制作が止まってしまったため”Don’t Come Around Here No More”の新たな<作詞家>としてTPが呼ばれたことなど、当事者でなければ知りえない内容を赤裸々に語っています。記事は同誌2月6日号の22ページにも掲載されています。TOSHI
非正規盤情報 * 3題
1) 3月11日に『American Man: Radio Broadcast Live at The Paradise, Boston, MA, July 16, 1978』というアルバムが発売されるとの情報がありました。 タイトルや収録曲から察するに、昨年発売の『Paradise, Boston MA Jul 16, 1978』と同一音源だと思われます。
2) 2枚目も3月11日発売予定の作品です。タイトルは『Facing the Crowd』。 アナログ2枚組という以外の詳細は不明。タイトルから察するに89年辺りのライヴ音源かもしれません。
3) 前号で1月26日に『Torpedoes In Texas』という作品が発売になるとお知らせしましたが、その時点ではタイトル以外の情報がありませんでした。 追加で調べたところ、1979年12月に行われたヒューストン公演のラジオ音源をソースにしたアルバムで収録されているのは18曲でした。TOSHI
もっとも偉大なアメリカのバンド(CNN版)
Glenn Freyの訃報を受けて、CNNが「What’s the greatest American band?」という記事を掲載しオンライン投票を行っています。 ランキングでは14バンドから投票できますが、現時点(2月11日)の1位は予想通り The Eagles(18.1%)。 Aerosmith(9.4%)、Grateful Dead(9.3%)、The Beach Boys (6.1%)がそれに次ぎ、TP&HBは3.1%で10位となっています。Shigeyan
カヴァー関連 * 4題
1) 2月26日に発売予定の George Harrisonのトリビュートライヴ・アルバム『George Fest: A Night To Celebrate The Music Of George Harrison』の中からTraveling Wilburysの“Hadle with Care”のライヴ映像が音源に続いて公開 されました。最初に歌う Keanu Reevesのような雰囲気のヴォーカリストは息子のDhani Harrison、声は父親そっくりです。2回目のギターソロ直前のヴォーカルは “Weird Al” Yankovic、意外に恰好良いですね。
2) Lady Antebellumのメインヴォーカリスト Charles Kelleyの初ソロアルバム 『The Driver』が2月5日に発売されました。 このアルバムにはStevie NicksとデュエットしたTP&HBの”Soutnern Accents”のカヴァーが収録されています。 アレンジはオリジナルにほぼ忠実でピアノのバッキングに導かれ、切々と歌いあげる情感たっぷりのヴォーカルが耳に残ります。Stevieもコーラスだけでなく ヴォーカルを一部分け合っており、Kelleyの艶と彼女の味わい深い声が上手い具合に混ざり合っています。興味のある方は是非。
3) カントリー・シンガーの Jane Kramerが2月26日に発表する3年ぶりのアルバム『Carnival of Hopes』の中にTPの“Down South”のカヴァーを収録しています。 オリジナルとは全く違う感じのアレンジで、アコースティックギターやマンドリンをメインにした演奏とKramerの少しハスキーな声が絶妙にブレンドされていて、この曲の新しい魅力を引き出しています。 リンク先のSOUNDCLOUDプレイヤーで聞くことができます。是非どうぞ。
4) 子役出身で1999年に4人組の Rilo Kileyのヴォーカリストとしてデビューし、バンド解散後もソロで作品を出し続けている Jenny Lewisが2006年に発表したアルバム『Rabbit Fur Coat』のリリース10周年を記念したコンサートで同アルバムに収録されていた Traveling Wilburysの”Handle with Care”を演奏しました。 『Rabbit Fur Coat』を共に制作し、それをきっかけに飛躍した双子姉妹ユニットThe Watson Twinsもバックコーラスとして参加。さらにサプライズ・ゲストとして Jimmy Buffettがステージに登場し、Jennyとヴォーカルを分け合いました。当日の様子を伝えるRolling Stone誌の記事をご紹介します。TOSHI
Traveling Wilburys トリビュート・バンド(!)
このメールマガジンでは、TP&HBのトリビュート・バンドをたびたび紹介してきました。しかし、今回はこれまでとは一味違います。 なんとTraveling Wilburysのトリビュート・バンドです。The Big O & The Wilburys Tribute Showという イギリスのバンドで、Wilburysだけでなくメンバーそれぞれの楽曲も演奏するというすごい企画です。 百聞は一見に如かず…ということで、ご覧頂きたいのは 公式サイトの動画。Wilbuysが生演奏しているだけでも不思議なのに、Epiphone Casinoを弾く Georgeの風貌は70年代、TPは80年代、Jeff Lynneはともかく…、 DylanはBob Segerにしか見えませんし、Royはベースを弾いている!とにかく不思議なものです。ついでに言うと結構上手い! 来日したら(いや、それはまずないですが)是非とも観に行きたいバンドです。Shigeyan
映画「Ricki and the Flash」 日本公開は3月
アメリカで昨夏に公開された Meryl Streep 主演の映画「Ricki and the Flash(邦題:幸せをつかむ歌)」が、3月5日から日本で公開されます。 映画の冒頭でミュージシャンを演じる Streep が”American Girl”をカヴァーしており、それは同映画のサントラ盤にも収録されています。 気楽に観られる小品です。機会があればご覧になってください。 bit.ly/1moSz4g
TOSHI
Jeff Lynne 人生を彩った曲たち
雑誌 Rolling Stoneの1月28日号に掲載の<My Life in 10 Songs>コーナーに Jeff Lynneが登場。彼が選んだ人生の10曲の中に TPの”Free Fallin'”とTraveling Wilburys の”Nobody’s Child”が入っていました。 他にはELOから4曲、自身のプロデュース作品から3曲、ソロアルバムから1曲という内訳です。この記事は雑誌発行後に公式サイト上に<My Life in 15 Songs>というタイトルで5曲プラスした「人生の15曲」として掲載されました。こちらの方が断然お得ですね。TOSHI
Steven Tyler 新曲の歌詞にTPが登場
Aerosmithのヴォーカリスト Steven Tylerが本年中に発表予定の初ソロアルバム から”Red, White & You”を公開。この曲の歌詞に TPと「American Girl」が登場します。「Tom Petty on the radio / And we’re singing ‘bout American girls like you」といった感じです。 Rollng Stone 誌サイトに詳しい記事がありましたのでご紹介しておきます。TOSHI
影響を語るミュージシャン * 2題
1) オハイオ州シンシナティ出身のバンド Wussy は2005年にデビュー。男女のツイン・ヴォーカルにより奏でるサウンドは R.E.M.、Wilco、Lucinda Williamsなどの影響が見られるものです。 新作『Forever Sounds』(3月4日予定、Shake It/Damnably)発売を控えていますが、インタビューでは先行シングル”Dropping Houses”で「 90年代のシューゲイザーとTom Petty 」から影響を受けたと語っています。
2) ニュージャージー州出身の4人組バンド The Gaslight Anthemのフロント マン Brian Fallonは以前より TP&HB からの影響を公言し、“You Got Lucky”のカヴァーも発表しています。 バンドの活動休止に伴いソロアルバム『Painkillers』(3月11日予定、Island Records)が発売されますが、インタビューでTPの『Full Moon Fever』と Bruce Springsteenから影響を受けたことを語っています。Shigeyan
Justin Bieber、TPを引き合いに
本業の音楽よりもタブロイド記事で取り上げられることの多い Justin Bieber。 最近のラジオ・インタビューの中で新作『Purpose』の収録曲 “Love Yourself”について「10年後にこの曲が”Free Fallin'”と同じように、誰もが「あの曲かけてよ!」となるんだ」とTPを引き合いに出して語っています。
Shigeyan
Jan-2016
非正規盤情報 * 4題
1) 1月8日に『More Petty’s Peculiar Picks』が発売になるとの情報がありました。 これは一昨年4月に発売された『Petty’s Peculiar Picks』の続編です。名前が入ってはいますがTPと直接の関係は無く、彼が放送しているラジオ番組 <Buried Treasure>でオンエアされた曲を集めたものです。収録されたのは、前作同様30曲、いずれも名曲・佳曲ばかりの名コンピレーション盤です。
2) 来日決定で沸く Bob Dylanですが、彼が TP&HBをバックに従えた1986年のライヴ音源(FMソース)が発売されます。 タイトルは『Live on the Road ’86』。リンク先のディスクユニオンのサイトでの商品説明に全曲同じ会場の音源の様に書かれていますが、複数ライヴをまとめたものだと思います。『Lucky Old Sun』 というタイトルの海賊盤と同一音源でしょう。ただ、トラックリストを調べたところ、『Lucky Old Sun』14曲目にあった”Knockin’ On Heaven’s Door”が未収録です。アルバムにTP&HBの単独演奏は4曲収録されています。
3) 昨年12月に発売された Guns N’ Roses の『ライヴ・トゥ・エア ~ライヴ1988-1992』に1989年の MTV Video Music Awardsで TP&HBと共演した時の 演奏が収録されていました。曲は”Free Fallin'”。映像はYouTubeに多数アップされていますので目にした方も多いのではないでしょうか。私は特別製のマイクスタンドを抱えてクネクネと動き回るヴォーカルの Axl Roseの姿が脳裏に焼き付いて離れません。
4) 1月26日に『Torpedoes In Texas』という作品が発売になるとの情報がありました。 タイトルから察するにライヴ音源なのでしょうが、今のところ何の情報も掲載されておらず詳細が全くわかりません。発売元のLeftfield Media はラジオ 音源を未許可で発売している会社なので、今回の作品もその類だと思われます。TOSHI
カヴァー * 2題
1) 2月26日に発売が予定されている George Harrisonのトリビュートライヴ・アルバム『George Fest: A Night To Celebrate The Music Of George Harrison』 の中から Traveling Wilburysの”Hadle with Care”のカヴァー音源が YouTubeにアップされています。アルバムは2014年9月28日に開催されたライヴを作品化したもので CD、LP、DVD、Blu-rayの各ヴァージョンが発売されるとのこと。 ちなみに、この”Handle with Care”に参加しているのは Brandon Flowers、Dhani Harrison、Jonathan Bates、”Weird Al” Yankovic、Britt Daniel、Wayne Coyne です。
2) Lady Antebellumのヴォーカリスト Charles Kelleyの初めてのソロアルバム『The Driver』が2月5日に発売になることが発表されました。 メルマガでも以前取り上げましたが、このアルバムには Stevie Nicksとデュエットした TP&HBのカヴァー”Soutnern Accents”が収録されます。先行シングルの”The Driver”は 売上げ好調、メディアでの評価も高く、アルバムへの期待も高まっています。TOSHI
映画「Ricki and the Flash」が日本で公開
アメリカで昨夏に公開された Meryl Streep 主演の映画「Ricki and the Flash (邦題:幸せをつかむ歌)」が、3月に日本でも公開されることになりました。映画の冒頭でミュージシャンを演じる Streepが”American Girl”を歌っていて、 そのヴァージョンは同映画のサントラ盤にも収録されていました。公式サイトがありませんので、上映館のサイトとトレイラー映像のリンクをはっておきます。TOSHI
Jeff Lynne 関連* 4題
1) Crossbeat ムック「ELO」(2015年12月27日発行、シンコーミュージック) に Traveling Wilburys、『Full Moon Fever』『Into the Great Wide Open』『Highway Companion』のディスク・レヴューが掲載されています。
2) 音楽雑誌 Mojoのインタビューで Jeff Lynne が Traveling Wilburys 結成までのいきさつを次のように語っています。
「George Harrisonと一緒に『Cloud Nine』の作業をしていたんだ。夜は必ずビール数杯とナニを吸っていたけど、彼が「あのさ、僕たちはグループを作る べきだと思うよ」って言ってきて。「グループだって?それは良いね。誰がいるといいだろう?」って僕が聞いて。「あちらの通りのFred Trilby(訳注:架空の 名前と思われます)だよ」とか言ってくるのかと思ってたんだ。でもそうじゃなかったんだ。彼は「Bob Dylan」って言ったんだ。」
「そこからの勧誘活動は急激に進んだよ。「Roy Orbisonも入れていい?」って言ったよ(笑)。Bob Dylanの名前が出た時点で「うわ、世界は俺のものだ」と 思ったよ。彼はこう言ったよ、「もちろん。Royのことは大好きだよ」って。」「(Traveling Wilburysが結成されてから)みんながBobに敬意を払っていたと 思うよ。でも彼はリーダー的な役割を取ったわけではないんだ、仲間の一人になりたがっていてね。実際、バンドの名前を”Roy and the Boys”にしたがったんだよ。」
3) Telegraph紙のインタビューではGeorgeとBobをさらに深く語っています。
「GeorgeはBobをすごく尊敬していたんだ。誰かがセッションに来てその人が扉を開けると「うわ、Bob Dylanだ」って言うんだ。でも、他の誰かが扉を開け たら「うげ、George Harrisonだ」って言う。Georgeのことは大好きだったよ。」
「Bobはとてもミステリアスな人だよ。彼はいつも予想しないことをするんだ。夕食のとき座ってその場で歌詞をひねり出すんだ。デザートの頃には曲が完成 しているんだ。(1テイク以上演奏したがらなかったのは)彼のスタイルなんだ、流儀のようなものだね」
4) 12月29日にイギリスの BBC Fourで放送された Roy Orbisonの生涯を追った番組「Roy Orbison: One of the Lonely Ones」に出演、Royとの思い出やTraveling Wilburys結成の逸話や思い出を語っていました。Shigeyan
佐橋佳幸のギター・コレクション
Guitar Magazine 誌の最新号(2016年1月号、表紙はKeith Richards)に日本を代表するセッション・ギタリスト、佐橋佳幸の特集が組まれています。 彼のギターコレクションも披露されていて、その中にリッケンバッカーのTPモデル(660/12TP)が含まれています(P.104)。記事によると、12弦ギターのレコーディング時には このギターが基本となり、藤井フミヤ “True Love”(ドラマ「あすなろ白書」のテーマソング)のレコーディングでも使用されたそうです。
Shigeyan
ベルファストでゴミ清掃員が”Free Fallin”
イギリス北アイルランド、ベルファストの街角で男女デュオが “Free Fallin'”の替え歌を弾き語っている動画が公開されました。 タイトルは “Street Sweepin'”(道路清掃中)。その名の通り、道路美化のキャンペーンとして市職員が撮影しました。演奏している2人は清掃員の格好に扮しているものの、職員ではないそうです。
Shigeyan