Aug-2023(TP&HB)

「コンサート・フォー・ジョージ」公開

6月のメールマガジンでお伝えした映画「コンサート・フォー・ジョージ」が7月28日(金)から劇場公開されています。この作品は2002年11月29日にロンドンの Royal Albert Hall of Arts and Sciences で開催された George Harrison 追悼コンサートを収めたもので日本の劇場で上映されるのは初めてです。今回は開催20周年を記念して昨年、欧米の映画館で公開された高音質リマスター版を使っているので映像も音も以前より格段にクリアでした。

メルマガで書いた通り TP&HBが演奏した3曲のうち上映されたのは”Taxman” “Handle withe Care”の2曲。後者には TPのインタビュー映像が被せられて、演奏シーンの全部を見ることはできません。それでも、緊張のせいか若干音程が不安なTP、コーラス/ギター/ハーモニカとマルチプレーヤーぶりを発揮する
Scott、ピアノ設置の関係でいつもと反対側(向かって右)で演奏する Benmont、Geogeのスライドのフレーズを丁寧に再現する Mike、バンド復帰からまだ時間が経ってない Ron、精悍で安定感のある Steve を大きなスクリーンで視聴でき、本当に幸せな時間を過ごすことができました。

この頃の TP&HB は、10月15日から始まった『The Last DJ』をサポートするツアーの真っ最中で、23公演中の15公演目を終えた後の10日間ほどのブレイクの間に渡英し追悼コンサートに出演しました。ちなみに、このツアーでTP&HB は George に捧げるために彼の代表曲”Isn’t It A Pity”を何回か演奏しています
が、”Handle withe Care”を披露したのはロンドンのライヴが初めてでした。アメリカに戻った彼らはツアーのラスト3公演だけ同曲を演奏しています。

劇場で配布された小さいパンフレットには、”Taxman”を演奏している TP&HB の写真が使われています。映画公式サイトの情報(8月8日時点)によれば、上映館は全国で51となり、2ヶ月前と比べると約5倍に増えています。まだ観ていない方は是非、劇場に足を運んで元気なTPに会ってきてください。

[T]2023-8-11