Feb-2022(Solo)

The Dirty Knobs 新作リリース

The Dirty Knobs が 3月4日にセカンドアルバム『External Combustion』をリリースすることを発表しました。今回は Mike Campbell & The Dirty Knobs と名称を変更。知名度のある Mike の名前を冠することでプロモーションを少しでも有利にしようという思惑が垣間見えます。リリースされるフォーマットは CD/アナログ/デジタル音源の3種類。バンドの公式サイト限定で緑色のアナログも発売されています。

発表に合わせて新曲“Wicked Mind”のミュージックビデオも公開されました。棺桶に収められた Mikeと、それを埋葬に行こうとする悪魔風の女性とのドタバタをストーリーの柱にしたちょっと悪趣味で不可思感溢れる内容です。映像の質感は80年代のミュージックビデオのようで、良くも悪くも1度見たら忘れ
られないクセの強いものです。

アルバムのプロデュースは前作同様、Mike と George Drakoulias の2人が担当。ゲストに Ian Hunter(5曲目”Dirty Job”)、Margo Price(6曲目”State Of Mind”)、さらに7曲目の”Lightning Boogie”では何と Benmont Tench がピアノで参加しています。相変わらず素晴らしいギター演奏を聞かせてくれている Mike ですが、今回はヴォーカルの方もなかなかです。声の細さは変わりませんが、愉しんで歌い続けているためか、前作よりも自身に満ち、歌い回しも上手くなっているような気がします。

アルバム発売に合わせてのツアーは3月9日のフロリダから6月のシカゴまで35公演を行います。最終3公演(6/23-25)では Chris Stapleton のゲスト出演が予定されています。

[T] 2022-02-11

Steve、John Mayer のツアーメンバーに抜擢

Steve Ferrone が John Mayer のツアーメンバーとして起用され、2月17日からの全米ツアーに同行します。Steve 以外のバンドメンバーも気絶がしそうなくらいに豪華で、ベースは John Mayer と長年活動をともにする Pino Palladino (The Who, Jeff Beck 等)、パーカッションに Lenny Castro (Boz Scaggs, TOTO, Fleetwood Mac 等)、そしてキーボードには Greg Phillinganes (Stevie Wonder, Michael Jackson, Eric Clapton, TOTO 等)、すなわち Eric Clapton 時代の Steve の盟友です。

John の新作『Sob Rock』では、シングルカット曲”Long Train Home”で Eric Clapton と TOTO へのリスペクトを表していました。それだけに、両バンドのメンバーたちが招集されたのは理解できますが、それにしてもオールスター過ぎます。また、John は過去のコンサートでたびたび”Free Fallin'”を弾き語ってい
ました。このメンバーで同曲を演奏するのでしょうか…。さらに、TOTO や Eric Clapton のカヴァーまで披露したら一体どうなるのでしょうか。考えるだけで眠れません(冗談でなく、本当に眠れませんでした)。

ツアーはニューヨーク州オルバニー市を皮切りに、ニューヨーク市 Madison Square Garden 2日間、ロサンゼルス The Forum 3日間などを経て、4月29日のシカゴ United Center で最終公演を迎えます。

[S] 2022-02-11

Kenneth Brian Band 新作に Steve、Mike

サザン・ロック~アメリカーナ・バンド、Kenneth Brian Band の新作『Keys To The Kingdom』に Steve と Mike が参加しています。同作のプリプロ(レコーディング前の制作)が Steve のスタジオで行われ、Steve と Mike が5曲の制作に関わりました。もっとも、実際のレコーディングはバンドメンバーが行っ
た模様です。なお、2017年の作品『With Lions』にも Steve と Scott が参加し、Steve はその後のツアーでドラムを叩いていました。 bit.ly/3LbE0Ov

[S] 2022-02-11

Joe Walsh のチャリティコンサートに Benmont

12月号でお伝えした通り、Joe Walsh (Eagles) が主催するオンライン・チャリティコンサートに Benmont が参加しました。当初は有料配信のみでしたが、最近、その一部が無料公開されました。Benmont は、Ringo Starr、Russ Kunkel、Waddy Wachtel、Lee Sklar とともに “Funk #49″(Joe が昔在籍していた James Gang 時代の代表曲)を演奏しています。10分強のかなりゆるいセッションですが、Benmont の演奏(音と姿)を拝めるのは有難いことです。
youtu.be/Ytk_BzRstug

[S] 2022-02-11