ドキュメンタリー「Somewhere You Feel Free」無料公開
いくつかの国の映画館で Tom Petty の誕生日（10月20日）に上映されたドキュメンタリー「Somewhere You Feel Free」。残念ながら日本はその中に含まれませんでしたが、かねてからの予告通り YouTube での無料公開が11月11日から行われます。YouTube の公式チャンネルには＜11月12日 2:00 プレミア公開＞
（日本時間）との表記があります。11月11日夜中には見ることができそうなので、あと少しの辛抱です。
公開された映画館数が多かったこともあり、一部では空席が目立ったところもあったようで、「数人しか入っていなかった」と自身の SNSに書き込むファンもいました。日本で公開してくれればそんなこともなかったでしょうに（苦笑）。映画を見たファンの間では概ね好評の同作ですが、「アルバム制作に関係のない時代の映像の挿入に違和感がある」「新たに見つかった未発表映像を公開という謳い文句にしては量が少ない」などの声も聞こえてきています。トレイラーでも既存のドキュメンタリー作の映像がかなりの部分を占めていて、古い映像なども差し込まれているのは若干気になりました。
ただ、Mike Campbell、Benmont Tench、Rick Ribin の新たなインタビューも含めた『Wildflowers』制作時期のドキュメンタリー、ファンにとってそれだけで有難い作品だと思います。「早く自分の目で見たい」というのが正直な気持ちです。さらに、後日パッケージとしての市販も是非とも実現して欲しいです。珍しいことに、今作はワーナーミュージック・ジャパン運営のポータルサイト＜ワーナーミュージックライフ＞のニュース欄でも取り上げられていました。
［T］ 2021-11-11
Bob Dylan / TP&HB のツアーについて * 2題
1）Benmont がオーストラリアの音楽サイト Noise 11のインタビューに答え、その様子が YouTube で公開されています。Bob Dylan の話題が多く、次のように語っています。
Bob はユーモアのセンスがあるが、ふざけているのを経験したことはない、一緒に飲みに行ったことは一度もない。とても賢く、すごく面白い人だ。
全編で28分あり、全ての視聴は難しいかもしれませんが、せめて最近の勇姿はご覧になってください。
2）TP&HB などのツアー・マネージャーを長年努めた Richard Fernandez が、Bob Dylan と TP&HB について語っています。1985年、Farm Aid コンサートでの初共演は、Bob が共通のマネージャー Elliot Roberts に打診して TP&HB を招いて実現した逸話を紹介しています。また、TP&HB は Bob や Muddy Waters、Steve Winwood などの先輩たちをとても尊敬し、初めて会うときに大興奮していたことも紹介しています。その他にも面白いエピソードが沢山紹介されています。
［S］ 2021-11-11
