Oct-2021(Solo)

TP、Bruce、Jackson Browne の共演が発売に

Bruce Springsteen & The E Street Band が出演した1979年9月のベネフィット・コンサート、通称<No Nukes>での演奏(音源・映像)がレストア及びリミックスされ、11月19日に発売されます。この中に TP、Jackson Browne が加わった”Stay”も含まれているとのこと。音源としては既に公開済みでしたが、映像は初公開です。残念ながらキーが合っていないのか TPの歌の出来は今イチですが、この3人の共演する映像が見られるのは快挙だと思います。

今回発売されるフォーマットは3種類(2CD+Blu-ray、2CD+DVD、2LP)。ソニーミュージックから解説・対訳付の輸入盤国内仕様も発売されます。『Damn The Torpedoes』発売直前、29歳の誕生日間近の TPの姿が見られるのは楽しみです。 bit.ly/3iKekf7

[T] 2021-10-11

Dylan ブートレッグシリーズに Heartbreakers 登場

Bob Dylan のブートレッグシリーズ最新作『Springtime in New York: The Bootleg Series, Vol. 16(1980-1985)』のミュージシャン・クレジットの中に Benmont、Mike、Howie Epstein の名前がありました。今シリーズは『Shot of Love』、『Infidels』、『Empire Burlesque』制作時のもので、デラックス盤はCD5枚組、全57曲を収録。その中の 『Shot of Love』の未発表や別テイク等を集めた Disc-2 に Benmont が3曲、『Empire Burlesque』の別テイク等を集めた Disc-5 に Mike と Howie のコンビが4曲参加しています。 bit.ly/2YzBXAc

Benmont の録音は1981年4月~5月、Mike と Howie は85年2月に行われています。これらを経て85年の Farm Aid での共演、86-87年の日本公演を含む海外ツアー・全米ツアーへと両者の関係が密になり発展していきます。2022年にリリースとの噂のある次作『Vol.17』は是非この蜜月期の貴重な演奏・録音をメインにしたものにして欲しいと切に願うばかりです。

[T] 2021-10-11

Blue Stingrays のアルバム再発される

Mike のサーフ・インストバンド Blue Stingrays が1997年にリリースしたアルバム『Surf-N-Burn』が9月24日に再発されました。オリジナル盤発売時同様、今回もクレジットが記載されていないので、レコーディングに関する情報や他の参加ミュージシャンの有無も相変わらず分かりません。再発に合わせて Mike
がSNSで言及したのは、ギターが Mike、ベースが Ron Blair、ドラマーが Mudcrutch の Randall Marsh というものでした。

今回発売になったのはアナログ盤のみ、通常のブラック・バイナル、Epitaph Records サイト販売のブルー・ドリーム・スプラッシュ仕上げ、インディーズのレコード店販売のトランス・ブルー仕上げの3種類です。通常のブラック・バイナル版を入手しましたが、ジャケット表のレコード番号の表記方法に若干
の違いがあるだけで、ジャケットやレーベル面などは97年版と全く同じ作りになっています。手に取った瞬間、再発ではなく売れ残ったものを売りに出したかと疑ってしまいました。インストなので好き嫌いが分かれると思いますが、こうしたサーフ系のギターサウンドも若い頃の Mike に大きな影響を与えていますので、興味のある方は是非聞いてみてください。 bit.ly/3scSaFZ

[訂正] 8月11日付の記事で「オリジナル盤はCDのみのリリースでしたが」と記載しましたが、アナログ盤も発売されていました。間違った情報を書いてしまい申し訳ありません。ここでお詫びと訂正をさ

[T] 2021-10-11