Jan-2020(Related)

TP&HB カヴァー*2題

1)『The Best of Everything』に収録されたTPの未発表曲”For Real”を Willie Nelson、Jakob Dylan、Dhani Harrison、Willie の2人の息子 Lukas Nelson と Micah Nelson、Benmont とも交流がある Amos Lee がカヴァーした“For Real For Tom”が公開されました。また、レコーディングの様子をとらえた2分ほどのビデオも公開されています。

Rolling Stone 誌に掲載された記事によれば、この曲に惚れ込みカヴァーすることを提案したのは Lukas とのこと。この曲の収益は TPも様々な支援をしていたホームレス救済を目的としたNPO団体<Midnight Mission>に全額寄付されます。


2)テネシー州ナッシュビルの Bicentennial Capitol Mall State Park で大晦日に行われた<Jack Daniel’s Music City Midnight: New Year’s Eve in Nashville>の Keith Urban のセットに Stevie Nicks がゲスト出演し、“Stop Draggin’ My Heart Around”を演奏しました。年末の夜の屋外ということもあってか、コンディションが今一つの Stevie ですが、Keith の方はリードギターを弾き、TPの部分だけでなく彼女のメインヴォーカルの一部までも歌い喝采を浴びています。

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Jimmy Iovine、Tom に言及

Jimmy Iovine といえば、Interscope Record 創業者、Beats Electronics 経営者、Apple 社重役など多彩な事業を展開してきましたが、TP&HBファンにとっては『Damn the Torpedoes』のプロデューサーとしての活躍が一番重要でしょう。

66歳になる彼がインタビューで明かしたところによると、最近になりギターのレッスンを受け始めたとのことで、「Tom Petty と Bruce Springsteen の仕事がいかに大変か気づくようになった」とクスクス笑いながら語りました。

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Tom Hamilton (Aerosmith)、Steveとの共演を語る

Aerosmith のアルバム『Nine Lives』(1997年)ではドラマー Joey Kramer が一時離脱のため、Steve Ferrone が代役としてアルバム制作に参加しましたが、Joey の復帰後にアルバム全体を録音し直したため、当時の音源は未公開のままです。最近のインタビューでベーシストの Tom Hamilton が当時のエピソードを語っています。

「Joey は問題を抱えていて支援が必要で一ヶ月留守をすることになった。レコードの発売と決まっていたイベントの関係でマネージャーはスケジュールを守らなければと強く感じていたんだ。どうやって知り合ったかは忘れたけど、Steve Ferrone に来てもらって Joey の復帰までの代役を頼んだよ。Steve はとても良い人で素晴らしいドラマーだ。僕たちは上手くいって、彼は曲のアレンジをとても早く覚えたんだ。彼のリズム感は完璧だったから、彼のスタイルと(自身のベースが)一体になるのは問題なかった。どちらにしろ僕は適応しやすい方だから、それもうまくいった。(中略)いつの日か、Steve と録音した全ての曲を発表し、ボックスセットか何かの一部にできたら面白いね。」

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