Dec-2013
Rolling Stone が紹介する音楽の名所旧跡
Rolling Stone のサイトに<Music Landmark Attractions in the U.S.>というページができました。アメリカにある音楽に関係の深い50の場所が紹介されていますが、 その中に TP&HBの前身 Mudcrutch が出演していたゲインズヴィルの Dub’s Lounge が選ばれていました。TOSHI
非正規盤情報
HMVから「TP&HB関連商品が12/9(月)に発売されます」というお知らせメールが届いたので詳細を調べてみると…以前、海賊盤として発売されていた1987年のジャクソンヴィルのライヴと同じ物がリリースされるようです。さらに調べると… イギリスやドイツの Amazonでは10月からダウンロード販売済み。FM音源が元なので海賊盤としては悪くない音ですが… Amazonでも売っているとは!しかし、ヨーロッパ経由でこういう(非合法な)ブツを時々輸入・販売するHMVはある意味凄いです。
TOSHI
“Listen to Her Heart” カバー
ナッシュヴィルで結成された5人組バンド The Wild Feathers。デビュー作『The Wild Feathers』(2013年8月13日発売、Warner Bros.)を発表し、現在ツアー中の彼らが “Listen to Her Heart”を披露しています。Youtube ではエレクトリック、アコースティック両バージョンを楽しむことができますが、個人的には後者に一票です。この曲がシャッフルになるとは予想外の展開でした。
エレクトリック・バージョン / アコースティック・バージョン
Shigeyan
Nov-2013
ゲームで TP&HB の曲を学ぶ
ギタートレーニングゲーム「Rocksmith2014」に TP&HBの”Mary Jane’s Last Dance”が収録されました。 このゲームは本物のギターを繋いで遊びながらギターを習得するというコンセプトのもの。効果はどれくらいあるのかは分かりませんが、かなりのヒット作のようです。ちなみに、このゲームの前作には”Good Enough”が収録されていました。
TOSHI
Katey Sagal、”Free Fallin'”をカヴァー
Bette Midler のバックアップシンガーとして活動歴のある女優 Katey Sagal が新作で”Free Fallin'”をカヴァーしています。収録アルバムはそのタイトル『Covered』(11月11日発売、eOne Music)の通り、 カヴァー曲を集めたもので、Ryan Adams、Ray LaMontagne などの曲が収録されています。RSのサイトで試聴可能です。
Shigeyan
Oct-2013
Eric Clapton『Unplugged』 デラックス盤
この場で解説するまでもない Eric Clapton 『Unplugged』。ドラムはもちろん、Heartbreakers 加入前の Steve Ferrone です。あの名盤が『Unplugged: Expanded and Remastered』のタイトルでリイシューされます。 日本盤は未発表曲が追加された CD2枚組(10月2日発売、WPCR-15290/1)、未発表曲とリハーサル映像を含めたCD2枚+DVD(10月23日発売、WPZR-30487/9)の2規格で発売されます。
Shigeyan
Jason Sinay、Player誌に登場
この名前を見てピンと来る人は余程の Mike 通でしょう。Sinay は Mike のサイドプロジェクト The Dirty Knobs のギタリスト。無類のギターコレクターである彼のコレクションが「Player」誌最新号(2013年11月号、表紙は The Beatles)に掲載されています。Mike の59年製ギブソン・レスポール、ギターメイカー Toru Nittono(入戸野徹)氏のエピソードなど、TP&HBファンにとって貴重な逸話も登場します。
Shigeyan
Petty Fest、ナッシュビルでも開催
いつの間にか全米各地で開かれている「Petty Fest」が、9月21日にカントリー音楽の総本山ナッシュビルで開催されました。 Emmylou Harris、Rodney Crowell、Norah Jones、Jakob Dylan などの錚々たる面子が登場したほか、カントリー界のヒットメイカー Charles Kelley(Lady Antebellum)と歌姫 Trisha Yearwood が”Stop Draggin’ My Heart Around” をデュエットしたことが COUNTRY WEEKLYで取り上げられています。
YouTubeではアーティスト一同が登場する“Free Fallin'”を観ることができます。
Shigeyan
Joe Nichols “Runnin’ Down A Dream”
アーカンソー州出身のカントリーアーティスト Joe Nichols が昨年から今年のツアーで “Runnin’ Down A Dream”をカヴァーしています。原曲にかなり忠実なアレンジのようです。
Shigeyan
Sep-2013
“Free Fallin'” カヴァー
Matthew Sweet と Susanna Hoffs のコラボシリーズ『Under the Covers』の3作目が 11月21日に発売されますが、その中でTPの”Free Fallin'”をカヴァーしています。 なお、2009年に発売されたシリーズ2作目には”Here Comes My Girl”が収録されていました。興味のある方は聞いてみてください。http://amass.jp/26810
TOSHI
Haim、TPへの敬愛を語っている(らしい)
ロサンゼルス郊外で生まれ育った3姉妹の新人のユニット Haim。新人と言えどもそれなりのキャリアを積んできたそうで、今年のフジロックフェスティバルにも出演し、デビューアルバム『Days Are Gone』が9月30日発売予定(米Columbia)。 そんな彼女たちですが、ビデオ・インタビューの中で「Tom Pettyに言われたことなら何でもやります(We would do anything Tom Petty asked.)」と発言、その敬愛ぶりを伺わせています。
肝心のサウンドは Fleetwood Macの“Hold Me”や”Oh Well”をカバーしていることから「Fleetwood Mac風」と言われているらしいのですが… 新作の“The Wire”、自分には Eaglesにしか聞こえません。
Shigeyan
元 Metallica ベーシストがTPを語る
サマソニ来日記念という訳ではないですが… 元 Metallica のベーシスト Jason Newsted が最近、TPについて繰り返し語っていました。
まずは、Vinyl District サイトでのインタビュー。故郷ミシガン州にいた頃のエピソードです。
「俺は16歳だったけど、周りはみんな26~27歳だった。当時はベースも弾くし歌ってもいたんだ。Ted Nugent、AC/DC、Riot、Tom Petty、Bad Campanyって感じで、よりへヴィな方に傾いてたよ。」 他のメンツはともかく、Tom Pettyの「へヴィな方」って、今一つよく分からないのですが…
続いては「Guitar World」誌最新号(2013年9月号、表紙は Asking Alexandria)での単独インタビュー。グラミー賞授賞式でTP、James Brownなどと遭遇して感動したエピソードを次のように語っています。
(これまでのステージで最高だった瞬間はいつでしたか?)「グラミー賞で演奏したときはかなり良かったよ。リハーサルのとき、座席に(本番で)座る予定の人々の写真が貼ってあったんだ。James Brown、Tom Petty、Buck Owens、そして Prince。 本番で演奏すると彼らがそこに座っていてみんなの髪の毛が(Metallicaの爆音で)後ろに吹かれてたんだ。あれは自慢できる瞬間だったよ。その後、バックステージで James Brownに会ったらただ頷いてくれて「お前らはやるべきことが分かってるな」と言ってくれたんだ。あれは最高の瞬間だった。自分のヒーローが敬礼してくれるとき、ファーストネームで呼んでくれるときだね。」
調べてみると、1990年にTPが『Full Moon Fever』”Free Fallin'”、Metallicaが”One”でノミネートされた際の出来事のようです。
Shigeyan
Aug-2013
Free Fallin’ビデオのあの娘が…
プールサイドのパーティでは50’sスタイル、カリフォルニアの青空をバックにスケートボードを滑る… そう、”Free Fallin'”のプロモーション・ビデオに出演していた彼女です。 当時ロサンゼルス郊外在住だった Devon Jenkinさん。とあるブログの「The Girls in the Video(あの娘は今)」コーナーに取り上げられ、オーディションや撮影のエピソード、その後の生活や近況などについて語っています。インタビュー全文はこちら。
Shigeyan
May-2013
史上最強のTPトリビュート?!
TP&HB のトリビュート・バンドは多数ありますが、このユニットは史上最強かもしれません。TPに扮した男性(Phil Dunget)がサラサラのブロンドヘアに赤シャツと黒ベストを着る…ここまでなら特に驚きません。しかし、このユニットの秘密は彼以外のところに。そのパートナー Linda Maze 女史がなんと1人4役をこなすのです。Stevie Nicks … これはまだ許しましょう。しかし他の3役は、Chrissie Hynde、Deborah Harry、そして Pat Benatar 。こうなると単なるコスプレかカラオケ大会という気もします。ユニットの名前は「Totally Tom Petty hosts the Women of Rock」。はい、勇気のある方限定で以下のサイトをクリックし、画像&ビデオを堪能してください。
Shigeyan
シャイなTP?!
キワモノ系ばかりですみません。ネタを求めて検索サイトを放浪するとこんなのまで引っかかってきました。「シャイだけど愛しいTP」というヘッドラインに目を奪われ、思わずクリックすると次のような文章が…
「客に慣れるのに時間がかかる Tomですが、好きだと思った人と一緒に過ごすのを好む優しいヤツです。今のところ寄生虫検査で引っかかっていますが、もう数回治療を受ければ解消されます」
そして、そこにはキュートなワンコの画像… はい、「Tom-Petty」という犬(3歳)が保護され飼い主募集中とのこと。ニュース元はテキサス州サンアントニオのニュースサイトです。お近くにお住まいの方はどうぞご検討ください。
Shigeyan
Mar-2013
Steve Lukather、Stan Lynchを語る
TOTOのギタリスト、ヴォーカリスト、そしてアメリカを代表するセッションミュージシャンとして、絶大なる人気の Steve Lukather。(先月の Ringo Starr 来日にも同行していましたね。)そんな彼のギタリストとしての活躍がまとめられたムック「レジェンダリー・ギタリスト 特集 スティーヴ・ルカサー」(シンコーミュージック)が発刊され、1979年以降の膨大なインタビューがまとめられています。 その中で 1996年に発表された TOTO『Tambu』(P.83)、 2003年の Steve Lukather & Friends 『Santamental』(P.91)での Stan の作詞への貢献に関する言及があります。
Shigeyan
TP&HB ご用達のギターショップ
最新の「Player」誌(2013年4月号、表紙 Jimi Hendrix)に TP&HB ご用達のギターショップ Norman’s Rare Guitars の特集が組まれています(P.86~93、182~185)。TP&HB と親交が深いオーナー Norman Harris のインタビューも読むことができますが、残念なことに TP&HB への言及はありません。
Shigeyan
Feb-2013
TPを騙った詐欺師に有罪判決
昨年8月にお伝えした事件の判決が下りました。自身の結婚パーティに TP&HB を招聘しようとした Amazon 社副社長の Brian Valentine 氏から165,000ドル(約1,500万円)を騙し取った容疑で Chad C. Lund氏(44歳)が逮捕されたニュースです。懲役 1年9ヶ月の求刑に対して判決は懲 役1年6ヶ月。Lund 容疑者は TP 側との関係は一切なく、あくまでも金銭目当てだったと供述したそうです。
http://www.seattlepi.com/local/article/Petty-theft-Fake-promoter-faces-prison-for-4184174.php
Shigeyan
Petty Fest in San Francisco
ニューヨークとロサンゼルスでトリビュート・コンサート「Petty Fest」が行われたことはお伝えしてきましたが、サンフランシスコでも 2月27日(水)に開催されることになりました。 会場はなんと!The Fillmore。出演も Boz Scaggs、Tom Johnston (The Doobie Brothers)、Nick Valnsi (The Strokes)、Butch Walker などさらに豪華になっています。なお、イベントの収益は病気に苦しむミュージシャン支援団体 Sweet Relief Musicians Fund に寄付される予定です。
また、ウィスコンシン州ラ・クロスでもTP&HBトリビュート・コンサートが 2月 23日(土)に開催されます。こちらの出演はあくまでも地元のミュージシャンたちですが、アルバム『Full Moon Fever』『Wildflowers』が完全再現されるとのことです。
Shigeyan
Keane、TP&HB の映画に刺激を受ける
イギリス出身のロックバンド Keane。2004年のデビューの際はピアノ中心でギターがいない独自のアンサンブルが注目されました。その音楽性はTP&HBとはだいぶ異なりますが、新作『Strangeland』(2012年)制作においては大きな影響を与えたようです。 中心メンバー Tim Rice-Oxley (p)が映画「Runnin’ Down A Dream」との関連を語っています。
「(制作当初は)イギリス人にありがちな、やや悲観的で文句を言いがちな音楽になっていたんです。でも、映画を通して30~40年もの間バンドに起きたことを見て、とてもインスピレーションがわいてきたんです。人間ドラマや悲劇そして浮き沈み。映画は意志の強さや生存力を物語っていて、とても感情移入しました。僕は何か起きるとすぐに行き詰ってしまうタイプなんですけど、歩み続けて頑張り続けて働き続けて、そして正しいことをやろうと思ったんです。だからそれ以降、(新作は)希望に満ちて楽観的な内容を打ちだすようになったんです。」
Shigeyan
Jan-2013
Chaka Kahn インタビュー
R&Bシンガー Chaka Kahn が40年にわたるキャリアを振り返るインタビューの中で、Steve Ferrone に言及しています。 プロデューサー Arif Mardinのもと70年代後半にソロデビューし、当時 Steveが在籍していた Average White Band を演奏に起用して大ブレイクへとつながりました。
Q:あなたのキャリアで際立っていた瞬間はありますか?
A:はい。Miles Davis と一緒に仕事ができたのは最高でした。アルバム『CK』で3曲一緒に演奏したんです。私の作品のなかでも特別なものです。もう一つは、10年間一緒に働いた Arif Mardin と、彼が私の人生に連れてきてくれた全ての人々…(セッション・ベーシスト)Anthony Jackson、The Brecker Brothers、Steve Ferrone、Average White Band のみんな… そんな人たちとの仕事です。そして、彼は音楽的にもっとも課題を与えてくれました。だから私にとってはそのときが絶頂期です。
Shigeyan
Treeeeeeeee! Tree fallin’!
Boz Herzog というオハイオ州シンシナティ市のTV局に勤めるアナウンサーがニュース番組で交通情報を担当しています。そんな彼が倒木に関する情報を伝えると大変なことになります。「そこには木が…倒れてる…でっかい木が…倒れてる…だからその道通れないよ」という内容をインパクトたっぷりに伝えています。「Free Fallin’」のメロディーを使って(笑)。Youtube 動画を見る際には、周りに人がいないことを確認してから視聴ください、はい。
Shigeyan